骨髄の種類

骨髄には赤色骨髄と黄色骨髄があります。
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今回は長管骨の特徴です。
では、一緒に勉強していきましょう!
骨髄は細網組織
骨髄は髄腔にあります。

骨髄では血球を産生しています。血球とは赤血球や白血球を指します。
骨髄は造血細胞と間質で構成されています。

間質には細網組織や血管系、神経組織が含まれています。

細網組織とは免疫系に関係する、食作用を持つ細胞を含む組織を言います。リンパ節や扁桃、脾臓、骨髄などを形成しています。
細網組織には脂肪細胞を含み、細網細胞・マクロファージ・細網線維などで構成されています。

赤色骨髄は造血機能がある
骨髄には赤色骨髄と黄色骨髄があります。

赤色骨髄は造血機能があります。
幼児の骨髄はすべて赤色骨髄です。
大人になると徐々に造血機能が無くなり、脂肪細胞が増えるので、黄色骨髄に変わります。
黄色骨髄は造血機能がありません。
成人の骨髄は黄色骨髄です。
ただし、成人でも血液は作らなければならないので、椎骨や胸骨、肋骨、腸骨などの体幹に近い骨には赤色骨髄が残ります。


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