ハバース管とフォルクマン管

骨にはハバース管とフォルクマン管が通っており、酸素や栄養を骨に運んでいます
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今回はハバース管とフォルクマン管の特徴です
では、一緒に勉強していきましょう!
骨層板が円柱になっているものがハバース系
骨層板が円柱になっています
これをハバース系といいます
ハバース管と骨層板を骨単位といい、オステオンともいいます

ハバース管は骨の長軸と平行の管
ハバース管は骨の長軸に沿って、縦に走っている管です
ハバース管は緻密質のみにあります
フォルクマン管は横に走っている管
フォルクマン管はハバース管と直交するように横に走っている管です
フォルクマン管には血管や神経が通ります
フォルクマン管は骨髄まで栄養と酸素を送っており、フォルクマン管から送られた栄養や酸素は、ハバース管によって縦方向に運ばれていきます。

血管・リンパ管は骨膜から入る
血管やリンパ管は骨膜から入り、フォルクマン管を通ります
神経は骨膜に豊富に分布
神経は骨膜に豊富に分布します
無髄神経線維で痛覚に関与しています
骨折すると痛いのは骨膜の神経を刺激するからです。骨の周囲には靱帯や筋がありますので、その痛みもありますけど。

YouTubeで確認してみましょう。
YouTubeでハバース管とフォルクマン管を説明していますので、確認してみましょう。
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イラスト:イラストAC