形による骨の分類

2025年2月22日

骨を形から分類すると6種類あります。

作業療法士国家試験対策 国試がわかる(こくわか) を運営しているさくらです。

今回は骨の形による分類です。

形の定義が分かれば、分類は簡単です。

では、一緒に勉強していきましょう!

長管骨は髄腔がある

長管骨は長骨といい、いわゆる骨の形をしています。

髄腔があることが長管骨の特徴です。髄腔は骨の中にある隙間です。髄腔には骨髄があります。

代表例は上腕骨です。

短骨は小さな骨

短骨は小さな塊の骨です。

代表例は手根骨や足根骨などです。

扁平骨は板状の骨

扁平骨は板状の平らな骨です。

代表例は肩甲骨や胸骨です。

不規則骨は複雑な形の骨

不規則骨は複雑な形の骨です。不整骨ともいいます。

代表例は蝶形骨です。

含気骨は空気を入れている骨

含気骨(がんきこつ)は空洞があって空気を入れている骨です。

頭蓋にあります。

代表例は前頭骨や蝶形骨です。

種子骨は骨の摩擦を軽減させる骨

種子骨は本来は骨に含みません。

種子骨は関節を動かす際に、筋との摩擦が大きいところにある小さな骨です。

筋との摩擦が大きいと炎症などを起こしてしまう恐れがあります。それを防ぐためにあります。

代表例は膝蓋骨です。膝蓋骨は種子骨の中では最も大きいです。

YouTubeで確認してみましょう。

YouTubeで骨の形を説明していますので、確認してみましょう。

Instagramで確認してみましょう。

書いて、自分の理解度を確認しましょう。

骨の形をまとめたものです。自分で書きこむパターン(書き込み)とまとめているパターン(まとめ)を載せます。ご自身の理解度に合わせて使ってください。

作業療法学生さんのために国家試験に出題される内容をまとめました。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

イラスト:BodyParts3D, Copyrightc 2008 ライフサイエンス統合データベースセンター  licensed by CC表示-継承2.1 日本“