破骨細胞の抑制

破骨細胞が抑制されると血漿のカルシウムイオン濃度が低下します
作業療法士国家試験対策 国試がわかる(こくわか) を運営しているさくらです
今回は破骨細胞の抑制です
では、一緒に勉強していきましょう!
ここを押さえよう
破骨細胞の働きは、カルシトニンなどによって抑制され、骨吸収が抑えられます
骨形成と骨吸収のバランスを保つ仕組みを理解しましょう
国試でのポイント
- カルシトニンは破骨細胞の働きを抑制し、骨吸収を抑えます
- 破骨細胞の働きが抑制されると、骨量の維持・増加につながります
- 副甲状腺ホルモン(PTH)は骨吸収を促進し、カルシトニンとは反対の作用を示します
- 骨は骨形成と骨吸収を繰り返し、常に新しい骨へと作り替えられています
- ①血漿のカルシウムイオンの濃度は一定にしておきたい
血液の液体成分を血漿といいます
血漿の中に含まれるカルシウムイオンはなるべく一定にしておきたいです
血漿中のカルシウムイオンの濃度が高くなると、血漿中のカルシウムイオンを減らそうと働きます
その一つが破骨細胞を抑制するという手段です
- ②破骨細胞を抑制するのが甲状腺のカルシトニン
破骨細胞は骨を吸収してカルシウムイオンを血液中に取り込みます
破骨細胞を抑制する指示を出すのが、甲状腺から分泌されるカルシトニンです
YouTubeで確認してみましょう
YouTubeで破骨細胞の抑制を説明していますので、確認してみましょう。
血漿のカルシウムイオン濃度が低下するとカルシトニンを分泌
血漿のカルシウムイオン濃度が上昇すると、甲状腺からカルシトニンというホルモンを分泌させます

破骨細胞はカルシウムイオンを血漿へ供給
破骨細胞は古い骨を取り除いて、リンとカルシウムイオンを血漿へ供給します

カルシトニンは破骨細胞を抑制
甲状腺から分泌されたカルシトニンは破骨細胞を抑制します
破骨細胞は古い骨質を取り除いて、血漿へリンとカルシウムイオンを供給します
この作用が抑制されますので、血漿へカルシウムイオンが供給されにくくなります

カルシトニンは腎臓のカルシウムイオンの再吸収を抑制
カルシトニンは腎臓でのカルシウムイオンの再吸収を抑制し、カルシウムイオンを尿と一緒に排泄させることで、血漿中のカルシウムイオンの濃度を低下させます

アンドロゲンは破骨細胞を抑制し、骨芽細胞を活性化
精巣から分泌されるアンドロゲンという男性ホルモンは破骨細胞を抑制します
破骨細胞が抑制されますので、血漿へカルシウムイオンの供給が抑えられます。よって血漿のカルシウムイオン濃度が低下します
アンドロゲンは骨芽細胞を活性化しますので、骨新生(骨を新たに作る)を促進します

エストロゲンは破骨細胞を抑制
卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンは破骨細胞を抑制します
破骨細胞が抑制されますので、血漿へカルシウムイオンの供給が抑えられます。よって血漿のカルシウムイオン濃度が低下します
エストロゲンは卵胞ホルモンです

血漿中のカルシウムイオン濃度の低下の図

書いて、自分の理解度を確認しましょう


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イラスト:イラストAC












