母指IP関節屈曲の筋は長母指屈筋

みなさん 勉強お疲れ様です。作業療法士国家試験対策講座 SakuraSaku Roomを運営しているさくらです。

今回は母指IP関節屈曲の筋についてです。

関節の動く方向とその動作を行う筋はどうしても覚える必要があります。何回も見たり、考えたりしていくことで見慣れてきます。繰り返しが大切です。

では一緒に勉強していきましょう!

母指IP関節屈曲の筋は長母指屈筋

母指IP関節屈曲の筋は長母指屈筋です。

母指IP関節は母指基節骨と母指末節骨との関節のことです。母指の最も末端の関節です。母指には中節骨がありませんので、IP関節となります。

人体の構造では、「深いものが遠く、長いものが遠く」です。長母指屈筋と短母指屈筋を比較すると、長母指屈筋の方が長いので、長いものが遠くまで行きます。よって、母指の末端部、つまりIP関節に関与すると考えましょう。

長母指屈筋を調べましょう。

長母指屈筋の起始は橈骨前面・上腕骨内側上顆・尺骨鈎状突起です。停止は第1末節骨です。起始部の上腕骨内側上顆と尺骨鈎状突起は書かれていない書籍がたくさんあります。ない場合もあるそうですが、国家試験ではあるとして、橈骨と尺骨に付着する筋となっていますので、注意しましょう。

長母指屈筋は母指IP関節屈曲、母指掌側内転、母指MP関節屈曲、手関節撓屈の作用があります。

長母指屈筋は手関節橈屈・手外筋・母指掌側外転・母指MP関節屈曲でも出てきました。

下のブログで確認しましょう。

まとめ

  • 母指IP関節屈曲の筋は長母指屈筋

課題ノートにまとめて覚えましょう

母指IP関節屈曲の筋を書きましょう。

長母指屈筋の起始・停止・作用・支配神経を書きましょう。

上記の図を印刷、もしくはノートに書き、図を参考に空欄を入れてみましょう。書き入れることで、言葉の内容を考えるきっかけになります。

下に答えを入れた図がありますので、自分が入れた言葉と答え合わせをしてみてください。自分の理解度が分かります。

あとは覚えるだけです。空欄に書いた言葉に赤ペンを引き、赤シートで隠して覚えましょう。また、アプリなどを使ってもよいでしょう。白紙の図にもう一度書いてもよいでしょう。自分の覚えやすいやり方で覚えましょう。

課題ノートの答え:自分でノートに記入してから見てください

どうでしたか?

分からないところ、間違っているところ、もっと詳しく説明してほしいところなどありましたら、「お問い合わせ」よりお知らせください。感想なども「お問い合わせ」よりお願いします。

今日はここまでです。お疲れ様でした。

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