手関節尺屈の筋は尺側手根屈筋・尺側手根伸筋
みなさん 勉強お疲れ様です。作業療法士国家試験対策講座 SakuraSaku Roomを運営しているさくらです。
今回は手関節尺屈の筋についてです。
関節の動く方向とその動作を行う筋はどうしても覚える必要があります。何回も見たり、考えたりしていくことで見慣れてきます。繰り返しが大切です。
では一緒に勉強していきましょう!
手関節尺屈の筋は尺側手根屈筋・尺側手根伸筋
尺側手根屈筋を調べましょう。
尺側手根屈筋の起始は上腕骨内側上顆、尺骨中部です。停止は豆状骨、有鈎骨、第5中手骨です。尺側手根屈筋は豆状骨のすぐ遠位で腱が触知できます。手根管も尺骨管(ギヨン管)も通りません。
尺側手根屈筋は手関節掌屈・手関節尺屈・肘関節屈曲の作用があります。
尺側手根伸筋を調べましょう。
尺側手根伸筋の起始は上腕骨外側上顆、尺骨後縁です。停止は第5中手骨です。尺側手根伸筋は第5中手骨のすぐ近位に触診できます。
尺側手根伸筋は手関節背屈・手関節尺屈の作用があります。
手関節尺屈の主動作筋2つは全て手関節の尺側にあります。尺側にある筋が屈筋も伸筋も尺屈に作用します。
尺側手根屈筋は肘関節屈曲・手関節掌屈でも出てきました。下のブログで確認しましょう。
尺側手根伸筋は手関節背屈でも出てきました。下のブログで確認しましょう。
まとめ
- 手関節尺屈の筋は尺側手根屈筋・尺側手根伸筋
- 尺側手根屈筋は手関節掌屈・手関節尺屈・肘関節屈曲の作用
- 尺側手根伸筋は手関節背屈・尺屈の作用
課題ノートにまとめて覚えましょう
手関節尺屈の筋を書きましょう。
尺側手根屈筋の起始・停止・作用・支配神経を書きましょう。
尺側手根伸筋の起始・停止・作用・支配神経を書きましょう。
上記の図を印刷、もしくはノートに書き、図を参考に空欄を入れてみましょう。書き入れることで、言葉の内容を考えるきっかけになります。
下に答えを入れた図がありますので、自分が入れた言葉と答え合わせをしてみてください。自分の理解度が分かります。
あとは覚えるだけです。空欄に書いた言葉に赤ペンを引き、赤シートで隠して覚えましょう。また、アプリなどを使ってもよいでしょう。白紙の図にもう一度書いてもよいでしょう。自分の覚えやすいやり方で覚えましょう。
課題ノートの答え:自分でノートに記入してから見てください
どうでしたか?
分からないところ、間違っているところ、もっと詳しく説明してほしいところなどありましたら、「お問い合わせ」よりお知らせください。感想なども「お問い合わせ」よりお願いします。
今日はここまでです。お疲れ様でした。
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