肩関節の特徴
みなさん 勉強お疲れ様です。作業療法士国家試験対策講座 SakuraSaku Roomを運営しているさくらです。
今回は肩関節の特徴についてです。
肩関節はよく国試に出題されますが、仕組みを理解すれば、そんなに難しくありません。
では一緒に勉強していきましょう!
肩関節=肩甲上腕関節
肩関節は肩甲骨と上腕骨との関節ですので、肩甲上腕関節ともいいます。
肩甲骨関節窩と上腕骨頭との関節です。
肩関節は球関節で多軸性
肩関節は球関節です。
肩関節屈曲伸展・外転内転・外旋内旋と3方向に動きますので多軸性です。
国家試験には3軸性と出題されていますが、3軸性=多軸性です。軸性は1軸性・2軸性・多軸性という分類になっています。
肩関節は不安定な関節
肩関節は肩甲骨関節窩の大きさに対して、上腕骨頭がとても大きいです。関節窩に関節頭の1/3~1/5が入る程度です。つまり関節を入れるくぼみよりも骨頭がはみ出てしまっている状態です。
肩関節は多軸性で動く自由度がとても大きい関節です。よって、骨の構造だけでは上腕骨頭が外れてしまいます。
そこで、関節唇や靱帯で補強しながら、肩関節の安定性も図っています。
まとめ
- 肩関節=肩甲上腕関節
- 肩甲骨関節窩と上腕骨頭との関節
- 球関節で多軸性
- 肩甲骨関節窩に上腕骨骨頭の1/3~1/5くらいしか入らない
- 関節唇や靱帯で補強
課題ノートにまとめて覚えましょう
上記の図を印刷、もしくはノートに書き、最初の図を参考に空欄を入れてみましょう。書き入れることで、言葉の内容を考えるきっかけになります。
下に答えを入れた図がありますので、自分が入れた言葉と答え合わせをしてみてください。自分の理解度が分かります。
あとは覚えるだけです。空欄に書いた言葉に赤ペンを引き、赤シートで隠して覚えましょう。また、アプリなどを使ってもよいでしょう。白紙の図にもう一度書いてもよいでしょう。自分の覚えやすいやり方で覚えましょう。
課題ノートの答え:自分でノートに記入してから見てください
どうでしたか?
分からないところ、間違っているところ、もっと詳しく説明してほしいところなどありましたら、「お問い合わせ」よりお知らせください。感想なども「お問い合わせ」よりお願いします。
今日はここまでです。お疲れ様でした。