頭部伸展の筋は後頭下筋群と脊柱起立筋
頭部伸展は後頭下筋群と脊柱起立筋群が行います。今回は頭部伸展と主動作筋について、すぐ分かるようになります。
みなさん 勉強お疲れ様です。作業療法士国家試験対策講座 SakuraSaku Roomを運営しているさくらです。
今回は頭部伸展の筋についてです。
関節の動く方向とその動作を行う筋はどうしても覚える必要があります。何回も見たり、考えたりしていくことで見慣れてきます。繰り返しが大切です。
では一緒に勉強していきましょう!
頭部伸展の筋は後頭下筋群と脊柱起立筋群
頭部伸展に関する筋は後頭下筋群と脊柱起立筋群です。
脊柱起立筋群の中でも頭部にある、頭板状筋、頭半棘筋、頭最長筋になります。
これらの筋が両側同時に働くことで頭部が伸展します。
後頭下筋群を確認しましょう
後頭下筋群は後頭部の深部についています。
後頭下筋群は4つ。大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋です。
脊柱起立筋群の頭部にある筋を確認しましょう
脊柱起立筋群は背部にある筋のうち、深部にある深背筋群のうちの固有背筋群に含まれています。
固有背筋群のうち、頭部にある筋である、頭板状筋、頭半棘筋、頭最長筋が頭部の伸展に働きます。
3つの筋ともに頭部の背部についています。場所を確認しましょう。
まとめ
- 頭部伸展の筋は後頭下筋群と脊柱起立筋群
- 両側が同時に働くことで頭部が伸展する
- 後頭下筋群は大後頭直筋・小後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋
- 脊柱起立筋群のうち頭部伸展に働くのは頭板状筋・頭半棘筋・頭最長筋
課題ノートにまとめて覚えましょう
頭部伸展の筋を書きましょう。オレンジは○○筋群です。その下は構成している筋を書きましょう。
後頭下筋群の起始・停止・作用・支配神経を書きましょう。
上記の図を印刷、もしくはノートに書き、図を参考に空欄を入れてみましょう。書き入れることで、言葉の内容を考えるきっかけになります。
下に答えを入れた図がありますので、自分が入れた言葉と答え合わせをしてみてください。自分の理解度が分かります。
あとは覚えるだけです。空欄に書いた言葉に赤ペンを引き、赤シートで隠して覚えましょう。また、アプリなどを使ってもよいでしょう。白紙の図にもう一度書いてもよいでしょう。自分の覚えやすいやり方で覚えましょう。
課題ノートの答え:自分でノートに記入してから見てください
どうでしたか?
分からないところ、間違っているところ、もっと詳しく説明してほしいところなどありましたら、「お問い合わせ」よりお知らせください。感想なども「お問い合わせ」よりお願いします。
今日はここまでです。お疲れ様でした。