肩関節外旋の筋は棘下筋・小円筋

2023年5月31日

みなさん　勉強お疲れ様です。作業療法士国家試験対策講座　SakuraSaku Roomを運営しているさくらです。

今回は肩関節外旋の筋についてです。

関節の動く方向とその動作を行う筋はどうしても覚える必要があります。何回も見たり、考えたりしていくことで見慣れてきます。繰り返しが大切です。

では一緒に勉強していきましょう！

肩関節外旋の筋は棘下筋・小円筋

肩関節外旋の筋は棘下筋・小円筋です。補助筋は三角筋後部です。

棘下筋を調べましょう。

棘下筋の起始は棘下窩です。停止は上腕骨大結節です。棘下筋は肩甲骨背部から上腕骨へ横に走行する筋です。

棘下筋は肩関節外旋・肩関節水平伸展の作用があります。

小円筋を調べましょう。

小円筋の起始は肩甲骨外側縁です。停止は上腕骨大結節です。

小円筋は肩関節外旋・肩関節水平伸展の作用があります。

肩関節外旋の主動作筋は棘下筋も小円筋もあまり強い筋ではありませんので、出力は小さいです。

三角筋後部を調べましょう。

三角筋の起始は鎖骨外側・肩峰・肩甲棘です。停止は上腕骨三角筋粗面です。肩の丸みを作っているのが三角筋です。この後部についているのが三角筋後部です。

三角筋は肩関節屈曲・肩関節外転・肩関節伸展作用があります。そのうち後部は肩関節伸展・肩関節外旋・肩関節水平伸展の作用があります。

三角筋は肩関節屈曲・肩関節伸展・肩関節外転でも出てきました。下のブログで確認しましょう。

まとめ

• 肩関節外旋の筋は棘下筋・小円筋
• 補助筋は三角筋後部
• 棘下筋は肩関節外旋・肩関節水平伸展の作用
• 小円筋は肩関節外旋・肩関節水平伸展の作用
• 三角筋後部は肩関節伸展・肩関節外旋・肩関節水平伸展の作用

課題ノートにまとめて覚えましょう

肩関節外旋の筋を書きましょう。

棘下筋の起始・停止・作用・支配神経を書きましょう。

小円筋の起始・停止・作用・支配神経を書きましょう。

三角筋後部の起始・停止・作用・支配神経を書きましょう。

上記の図を印刷、もしくはノートに書き、図を参考に空欄を入れてみましょう。書き入れることで、言葉の内容を考えるきっかけになります。

下に答えを入れた図がありますので、自分が入れた言葉と答え合わせをしてみてください。自分の理解度が分かります。

あとは覚えるだけです。空欄に書いた言葉に赤ペンを引き、赤シートで隠して覚えましょう。また、アプリなどを使ってもよいでしょう。白紙の図にもう一度書いてもよいでしょう。自分の覚えやすいやり方で覚えましょう。

課題ノートの答え：自分でノートに記入してから見てください

どうでしたか？

分からないところ、間違っているところ、もっと詳しく説明してほしいところなどありましたら、「お問い合わせ」よりお知らせください。感想なども「お問い合わせ」よりお願いします。

今日はここまでです。お疲れ様でした。